ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2018年01月

新車(笑)



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先日から故障が相次いでいるウラル。
思い切って新車に乗り換えました!













と言うのは冗談で。
せっかくエンジンに当たりが付いてきたところなのに、ここで乗り換えるなんて勿体ない。

かなり前から壊れていたスピードメーターを交換しました。
ウラルの新車には距離無制限の2年間保証が付いているので無償修理となります。
ディーラーから部品を送ってもらって、自宅でメーター交換。

実は、せっかくなので2017年モデルの電気式メーターに交換しようかと考えていたのですが、先日の試乗会で2017年モデルに乗ったとき、メーター内に組み込まれたランプ類が見づらかったので、今回はおとなしく従来の機械式メーターに交換することにしました。

ウラルの電気式メーターはACEWELLのOEM品ということが判明していて、交換する気になればいつでも出来そうなので、ちょっと様子見です。

それではスピードメーターを交換していきます。

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先ず、ライトケースを取り外します。
これは外側からボルトを外すだけです。
バルブに通じているカプラーを外すと取り外せます。


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スピードメーターはブラケットを通じてナットで留めてあるだけです。
メーター照明のカプラー2つと、メーターワイヤーを取り外し、ダブルナットになっているナットを取り外すとメーターが取れます。


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併せてトリップメーターのリセットノブを取り外します。
内側のワッシャは再利用するので無くさないように注意。

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外したスピードメーターとブラケットです。


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メーターに付いているゴムカバーをスライドさせて取り外します。



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新しいメーターです。


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ゴムカバーを新しいメーターに取り付けます。



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新しいメーターを元通り組み付けます。
メーターを組付けた後に、上側のメーター照明の端子を内側に曲げておかないと、カプラーがライトケースと干渉しますので注意。


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無事、新車になりました(笑)

この機械式メーターについては、他のオーナーさんからも故障や不調の話をたくさん聞きました。
取り敢えず新品になったのですが、この先も心配です。
次に壊れたら、今度こそ電気式にしようと思います。









ホット
キャンディ
ヒーター


色んな理由で、私はキャンプの燃料をアルコールで統一しています。
調理で使用する場合には特に困ることが無いのですが、冬キャンプで暖を取ろうとすると、やはり薪や炭のほうが暖かいです。

そこまでの火力は無くていいので、ちょっと暖まるものが無いかと探して見つけたのが、アトリエ ワビーサビーというところが作っているホットキャンディヒーター。



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トランギアのアルコールストーブの上に乗せると、アルコールストーブを暖房として使えるというアタッチメントです。

人気が高い割に生産量が少なく、予約も出来ないので販売サイトでは毎回争奪戦になります。
半年かかって、私もようやく手に入れることが出来ました。

この間の冬キャンプで初めて使ってみたので、ちょっとレビューを。

このヒーターが使えるのはトランギアのアルコールストーブか、そのコピー品だけです。
形が似ていても、エバニューのチタンストーブのようにバーナーの形状が異なるものには使えません。

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私もトランギアは持っていませんが、スウェーデン軍のストーブを持っていたので、これを使いました。

このヒーターは使用前にプレヒート=予熱が必要です。

先ずアルコールストーブに点火して炎が落ち着いたらヒーターのフックにペグなどをひっかけてバーナーの上にかざし、中のコイルが赤熱するまで暖めます。

コイルが赤熱したらバーナーの上に置き、ヒーターとして使えるというわけです。

しかし、これが意外と難しく、予熱が充分でないと、燃料は充分にもかかわらず、だんだん炎が弱くなり火が消えてしまいます。
一度火が消えると、また予熱からやり直しなので手間もかかります。

さらに、ヒーターは簡素な作りなので衝撃に弱く、予熱中にうっかり落としてしまい、組み立ててがずれてしまったことがありました。
ずれてしまうと正常に加熱できなかったので、熱が冷めてから組み立てなおしました。
タッパーの収納ケースが付属するのはこういうことなのね。

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肝心の暖かさですが、残念ながら実用的な暖かさとは言い難いです。
もともとアルコールストーブの火力自体が弱いので、ある程度は想像していましたが、ちょと指先を暖めるのに使えるかなといった感じです。
アルミなどの「ついたて」を付けると、より暖かいそうなので、今度はそのやり方を試してみようかと思います。





ゆるキャン△







アニメ「ゆるキャン△」が1月4日から始まりました。
人気漫画のアニメ化作品で、キャンプをテーマとしていることもあり、キャンプ好きの間では早くから注目されていました。
漫画の開始から、いわゆる聖地巡礼をする人達も現れており、第1話にも登場した本栖湖畔のキャンプ場は、12月にもかかわらずキャンパーでほぼ満員だったと言う話も聞かれました。

今までもキャンプの場面が出てくる漫画やアニメは有ったのですが、この「ゆるキャン△」が画期的なのは、シーズンオフのいわゆる冬キャンプを描いていることです。

一般に、レジャーとしてのキャンプは夏におこなわれることが多く、多くのアウトドアショップやホームセンターなどのアウトドアコーナーは夏が近づくと品ぞろえを強化し、夏の終わりには売り尽くしセールをおこなうのが常となっています。

しかし、実際の夏キャンプは暑い、キャンプ場が混んでいる、料金が高い、虫が多い、などデメリットも多くキャンプ好きの人は敢えて夏を外す人も多いです。
私も仕事のスケジュールとの兼ね合いもあり、夏のキャンプはあまりしません。

シーズンオフのキャンプでは利用する人はまばらで、料金も安くなったり無料になったりするキャンプ場があります。
虫もかなり少なくなります(居ないわけではありません)。

シーズンオフのキャンプで問題となるのはやはり寒さです。
「ゆるキャン△」というタイトルですが、やっていることはちっともゆるくありません(笑)
アニメを見て軽い気持ちで冬キャンプするのは全くお勧めしません。

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第1話で描かれたキャンプ場は紅葉だったので晩秋だと思います。
晩秋の本栖湖畔なら最低気温は1桁台まで下がるでしょうから、防寒装備はしっかりとしていく必要があります。


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アニメでは様々なキャンプ道具を使っていましたが、防寒装備は使い捨てカイロぐらいしか出てきませんでした。

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焚火は当たっている時は暖かいですが、テント内を暖めることはできません。


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テントはモンベルのムーンライト3型でした。
テントは小さいほうが暖かいので、この選択は良いと思います。
インフレータブルマットを使っていましたが、それだけでは地面から冷え込みが来るので、その下にロールマットを敷いたほうが良いです。

シュラフは何か分かりませんでしたが見た目からすると冬用のようでした。
シュラフの対応温度について、ヨーロッパにおけるシュラフの温度規格「EN(ヨーロピアン・ノーム)13537」によると、「限界温度(Limit)」とは、

「一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり8時間寝られる温度域」

なので、実際に使用する場合は防寒着を着込んだまま使用して、ようやく寝られる程度の温度です。
これより下の「極限温度(Extreme)」は何とか生命が維持できる程度の温度なので実際には全く役に立ちません。
シュラフの説明書に使用温度が一つしか書かれていない場合は「極限温度」の場合がほとんどなので注意が必要です。
万一のためにエマージェンシーブランケットもあったほうが良いです。


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アニメの影響で冬キャンプを楽しむ人が増え、冬でも営業するキャンプ場が増えてくれればうれしいのですが、一方で安易に冬キャンプして事故でも起こると大変なので万全の体制を心がけてください。
特に寒さだけは装備なしでは防ぎようが無いので「持って行ったけど使わなかった」ぐらいでちょうど良いです。

アニメとともに、冬キャンプも楽しんでいきましょう。





「ゆるキャン△」はAmazonビデオでも配信中。
プライム会員なら無料で視聴できます。




原作漫画も是非!


ちょっと欲しい




レスポンスの記事より。


1月7日(太平洋時間)、米国ラスベガス開催された世界最大の家庭用電化製品展示会「CES 2018」において、ルクセンブルクの企業Ujetは、折りたためる電動スクーター『Ujet エレクトリック スクーター』を発表した。

そう、お気付きの方も多いと思うけど、CES2018は家電の展示会なのだ。
今やエンジンから離れ、今後は電動が主流になろうとしているスクーターは紛れもなく家電である。

ドイツで開発され、ルクセンブルクで生産されるこの電動スクーターは特徴がいくつかある。まず、折りたたみ自転車のように半分に折りたたむことができるということ。

そして、スクーターが電動化されたことで、近年のトレンドとなりつつあるのが折りたたみ機構。
以前紹介したglafitもそうだけど、電動化されたことで原動機の配置自由度が増し、折りたたみ機構を搭載しやすくなったためだ。

バッテリーを外した状態の重さがなんと32kgということで、男性ならば持ち上げることもそれほど難しくない。これにより、クルマに積み込んで、出かけた先で乗るようなことも可能となる。

そして、折りたたみできるようになれば、当然このような用途に使う人が出てくる。
旅先でホテルに車を置いてから、電動スクーターで周辺の町を散策したり、温泉巡りや買い出しに行くような使い方だ。

キャンプ場周辺での移動手段としても良いかも知れない。
周辺にスーパーや銭湯が無いキャンプ場も多いからだ。



そのほかには3G通信、GPS、Wifi、Bluetoothに対応しており、メーター部分にはタッチスクリーンが採用されている。スマートフォンを使って遠隔操作することも可能であり、盗難防止用のロックやモーターの始動もスマートフォンから可能だ。

今時のバイクらしく、この手の機能も漏れなく搭載されている。
電動スクーターはまさに家電である。

そして座席部分がバッテリーとなっており、こちらは取り外すことでキャリーバッグのように持ち運びが可能だ。そのまま自宅に持ち帰り、家のコンセントから充電することが可能。2時間の充電で最大150km走行することができるという。最高速度は45km/h。
性能も原付スクーターとしては必要十分ではないだろうか。

機構も面白い。
記事の写真を見ると、車輪はインホイールモーターだと思うが、アクスルシャフトがエキセントリックになっている。
サスペンションらしき機構が見当たらないが、リジットなのか、相当する機構が隠されているのかがよく判らない。

このUjet、アジア地域では2018年下期に発売予定で、価格は大容量バッテリー搭載タイプが9990ドル(現在のレートで約112万7千円)との事。
ちょっと高いのと、今後も類似のコンセプトの電動スクーターが雨後の筍のごとく登場すると思われるので、今後どのような展開になるのかが非常に気になる。
価格はライバルが登場すれば加速的に低下するだろう。
折りたたみ電動スクータージャンルは激戦区となりそうに思う。






リコール




コミネは、同社の電熱グローブ「GK-777 エレクトリックグローブ-キケロ」のバッテリーが発火する恐れがあるとして、リコールを発表した。

2013年/2014年に弊社製造のGK-777 エレクトリックグローブ-キケロにおいて原因不明ではあるもののバッテリー充電中に発熱・発火にいたる危険があることが判明いたしました。

対象は、2013年9月から2017年11月までに販売された電熱手袋「エレクトリックヒートグローブ・キケロGK-777」の付属品又はオプション品として販売されたバッテリー「GK-787」及び充電器「SH-8410」。
バッテリーについては、シリアルナンバーが「SR2013」又は「SR2014」から始まるもの。
充電器については、モデル名「SH-8410」が対象となる。

対象製品のユーザーは直ちに使用を中止し、専用フリーダイヤル 0800-600-0101まで連絡してほしい。

なお、リコール対象はバッテリーと充電器のみで、グローブ単体や、シガーソケットから給電による使用については問題ないとしている。



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