ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2017年11月

TZR



出張先の浜松から一時帰宅し、某イベントに参加するための準備をしました。
イベントにはバイクで出かけるつもりだったのですが、ウラルは故障中なのでTZRを使います。

一時期浜松で使っていたウラルと違い、TZRは半年近く放置した状態。
本来、長期出張の時は長期保管の処置をしていくのですが、今回は短期の予定が延びたので何もしていませんでした。


タンクを開けてみましたが、ガソリンの変質は確認できず。
満タン近くまで入っていたので、錆の発生もありません。
幸いバッテリーも無事でした。

イグニッションをOFFのまま、何度かキックしてガソリンとオイルを回した後、イグニッションをONにしてチョークをONにし、エンジン始動。

何度かのキックの後、エンジン始動。
ところが。

右の気筒が失火してしまいました。
プラグカブりと判断して、取り外してみます。

image

やはりカブっていました。

プラグを新品に交換して、再始動。
ところが。


いくらキックしても始動する気配が有りません。
燃料は来ているし火も飛んでいるのに。

これはどこか、キャブが詰まったとしか思えませんが確証がありません。

時刻は夕方近く、今からキャブを開けていては日が暮れてしまいます。
また、明日の予定もあるため、早めに決断しなければなりません。

と言うことで、TZRはバイク屋さんに預けることにしました。

遂に、稼働できるバイクが一台もない状態に。
色々大丈夫なのか。

400cc
じゃないよ





BMWはミラノモーターサイクルショー(EICMA)で、アンダー400cc、つまり日本では普通2輪免許で乗れる『C400X』を発表した。


ここで気を付けなければいけないのは「C400X」と言う車名。
「400」という名前がついているが、搭載されているエンジンは400ccではない。

『C400X』はフロント15インチ、リア14インチの足まわりとした車体に、排気量350ccのSOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。

400ccみたいな日本専用エンジンをBMWが作るはずもなく、実際の排気量は350ccとなる。
それでも普通二輪免許で乗れることには変わりないけど。

BMWはたまにこんなことをする。
以前発売されていたF650シリーズは、最初こそ650ccエンジンを搭載していたが、F800シリーズとエンジンが共通化されても650の名前はそのまま残された。
BMWにとっては数字の大きさはバイクのグレードを表しているだけなのかもしれない。

ところで、このC400X、排気量は小さいが装備は豪華だ。

6.5インチ大型TFT液晶メーターや12Vソケットを備え、BMWらしい先進的技術も「BMWコネクテッド」(スマートフォンとリンクし電話やミュージックプレイヤーなどを操作できる)や、「キーレスライド」(スマートキー)といったオプション設定に見られる。


他にもフロントブレーキがラジアルマウントだったり、C650に採用されている、停車時にシート下物入れの底を抜くように拡張できる「フレックスケース」を採用したりと、抜かりが無い。

普通二輪免許で気軽に乗れながら、BMWのブランド力と装備を兼ね備えたスクーター、これは魅力的だ。
意外と若い人に受けるかもしれない。
















無茶を言うな







 「2ストキラー」として名をはせた、250cc4気筒レーサーレプリカバイク。レーシーでいて、尖りすぎたモデルがアツかった。そして、このバイク達が今、買い時なのだ。


えっ?

待てはやまるな



記事では、80~90年代の250ccレーサーレプリカの中古価格が上昇しているとし、今後出回る台数が減少するので今が買いだとしています。

確かに、バブルだった当時の車両に対する開発費の掛け方は尋常ではなく、レースマシンからフィードバックされた最新機構がふんだんに搭載されており、馬力などの規制も緩かったので、今のマシンにはないピーキーな感覚を味わうことが出来ます。

しかし、そうは言っても20年以上前の車両ですので、技術も品質も現在のほうが圧倒的に優れているし、カタログスペックでは現行車を上回っていても、現在流通する車両で当時の性能が出せるのか大いに疑問が有ります。
年式的にもメンテナンスフリーとは行かず、現行車の感覚で乗ると、稼働するというだけで貴重な車両を壊して不動にしてしまう可能性が非常に高いです。
しかも修理しようにも部品が廃番で手に入りません。
オークションなどで部品が放出されるのを辛抱強く待つしかないのですが、部品取り車として出品されているものは大抵同じようなところが故障していて肝心の欲しい部品が手に入らなかったりします。

私もTZRを所有していて、コンディション維持の為にできるだけ動かすようにしていますが、峠の下りなどでは焼き付きが怖くてスロットルを閉じるのも冷や汗ものです。
他にも代わりとなる車両があるならともかく、その1台しかないなら、そんな気を遣った乗り方をしていて楽しめるのでしょうか。

当時欲しかったなど、特別の思い入れがある場合以外手を出さないことが賢明です。
それでも、どうしても欲しいという人は次の心得を参考にしてください。


1.見た目で買わない
カウルに傷が無いとか、転倒痕が無いという理由で購入を決めないでください。
いくら見た目が綺麗でも走らなければ意味が有りません。
必ず試乗し、異音や匂いが出ていないか確認してください。
エンジンが暖まっているのに、しばらくするとアイドリングが止まるとか、発進時明らかに出足が悪いといった症状はエンジンに致命的な故障が有ります。

2.徹底的に調べる
購入しようとする車両は、年式、グレード、色に至るまで徹底的に調べてください。
発売時と違う部品が付いている車両は要注意です。
部品が出ない車両では、走行性能維持の為に他社種の部品を流用することが有りますが、それ以外の、有り合わせの部品を取り付けた車両は工具が合わないなどメンテナンスで苦労します。
電気配線や配管の取り回しが変わっていることもあります。
純正通り取りまわしていない車両は配線や配管に負荷が掛かって傷んでいる場合があります。

3.出る部品は全部新品に取り換える
部品が出るだけでありがたい車両なので、ボルトなどの汎用品を除いて、購入可能な部品は出来る限り購入し、取り換えてください。
特に、走行に必要な重要部品と車種専用部品は必ず確保してください。
場合によっては車両購入価格の数倍払うことになりますが、今確保しなければ明日にも無くなるかも知れません。
外した部品で使用可能なものは万一必要となった場合の為に保存しておきます。
置き場に困るからと言って捨てたり売ったりしてはいけません。


一般的な中古バイクと違い、旧車は維持管理に相当の手間と金がかかります。
しばらく乗らないとすぐ不動になり、コンディション維持も大変です。
それでも維持する覚悟が無ければ旧車は買うべきではありません。

日帰り
ツーリング




BikeJINの記事より。

ツーリングプランを練るとき、日帰りなら往復何キロくらいの距離が適切なのかを判断するのは難しい。乗っていくバイクの大きさやカテゴリー、自分の年齢や体力、それに季節によっても快適に走れる距離はまちまちだからだ。高速道路を利用するかそうでないかでも走行距離は大きく異なる。

以前の記事で、バイク旅での一日の走行距離は150kmぐらいにしたほうが良いと書いたけれど、これはバイクや旅に慣れていない人が初めて旅することを想定しています。
経験が増えると、自分が走っていて最も快適な距離やスピードがわかってくるので、ツーリングプランを練ることが出来るようになります。

しかし基本的には、欲張って遠くまで行かないのがベスト。往復でせいぜい300kmに収めておきたい。距離のために帰りが遅くなって夜間走行となれば、疲労も重なり危険性が増えるからだ。

この考えには概ね同意します。
知らない道を夜間走行するのは思いのほか疲労します。

ツーリングの経験があまり無い人には、むしろ距離何キロまでとかより、時間でプランを考えたほうが良いと思います。

基本的には日中しか走らず、夕方は早めに帰宅するようにします。
帰宅後、バイクを掃除したりチェーンをメンテしたりと、バイクを格納する時間を確保するためです。

計算は簡単で、Googleマップなどで経路を引かせたら距離が表示されるので、一般道なら30km/h、高速道路なら60km/hで何時間かかるか算出します。
30km/h、60km/hは遅すぎると思うかもしれませんが、これは単に計算しやすくしているだけです。
予定より早く到着する分には別に構わないし、自分のペースと大きく乖離する場合は数値を調整すればいいだけです。
ただし、あまりギリギリで調整すると渋滞や不慮のトラブルの時に対処できなくなるので、ある程度は余裕を持っておきます。

こうして走行時間が算出できれば、出発時間、帰宅時間と現地での滞在時間を考慮すれば走行可能な距離がわかります。

Excelなどのワークシートに計算式を入れておけば、行程と距離と出発時間を入れるだけで所要時間と到着時刻がわかるので便利です。
ワークシートは印刷するとそのままツーリングプランになります。

あと、ツーリングプランを練るときは、必ず立ち寄るポイントと時間があったら立ち寄るポイントとを明確にしておいて、スケジュールが押した場合は飛ばせるようにしておくのも大事です。
その時立ち寄れなかったポイントは無理をせず後日の訪問に回しましょう。
後々の楽しみにもなります。






新名神







 NEXCO西日本(西日本高速道路)は11月7日、新名神高速道路(E1A) 高槻JCT(ジャンクション)・IC(インターチェンジ)~川西IC間の延長26.2kmを12月10日15時に開通することを発表した。同区間内の茨木千提寺IC、箕面とどろみIC、茨木千提寺PA(パーキングエリア)も開通する。


新名神の延伸工事で、高槻~川西間が開通する見込みとなった。
この路線は、全線開通すれば新名神・大津JCT~中国・山陽道・神戸JCTへ繋がる路線だが、今回開通するのは途中の名神・高槻JCT~川西ICを結ぶ区間。
川西IC~神戸JCTまでの区間も平成30年3月までに開通する予定と言う。

高槻JCT~神戸JCTの区間が開通すれば、渋滞の名所として知られる中国道・宝塚トンネルを回避でき、利便性が大幅に高まる。
宝塚トンネルの渋滞は、ここを通って東西へ移動しようという意欲をそいでしまうので、渋滞がなくなればレジャーでの移動が活気づくと思う。

計画通り大津~神戸が繋がればツーリングの行程も立てやすくなり、移動距離も伸ばせる。

開通が待ち遠しい。

↑このページのトップヘ