ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2017年10月

引き揚げ修理

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四国ツーリング中に故障した私のウラル。
その場から電話でディーラーに引き揚げ修理を依頼したところ、「他に修理依頼が3台入っており、すぐに対応できない」とのことで、引き揚げ日程を連絡していただくようお願いしました。

それから2週間、全く音沙汰なし。

その間もメールを送るものの、全く返答が有りません。

そこで、大阪で対応に時間がかかるのなら愛知県のウラル中部さんで修理してもらえないか打診しました。
保証修理だし、早く直るに越したことは無いので。
現在、出張で浜松に滞在しているので、愛知県なら修理完了後の引き取りもしやすいのです。
そういったことをツイッターでツイートしたところ、愛知のウラル乗りの方がウラル中部さんに連絡を付けて頂くことになり、ウラル中部さんの都合を聞いてもらっていました。


そんなことをしていると、すぐにディーラーのYさんより電話が有り、大阪で修理は可能とのこと。
交換部品も全て揃っており、すぐに作業にかかれるとのお話でした。
どうやら私の一連のツイートを見られたみたいでした(笑)

今まで引き揚げできなかったのは「天候が悪かったから」だそうで。

前に言ってたことと違うやん(笑)
それならそうと連絡くれれば済む話なのに、いつもながらお調子者だなあ。

とにかく、やっと修理のめどが着いたので一安心。
もし故障の原因がインジェクションならば、専用ツールによる診断と調整が必要ですから、ディーラーの対応が不可欠なのです。


スーパーカブ






ホンダが、発売から50年以上のロングセラーを誇る「スーパーカブ50」「スーパーカブ110」をモデルチェンジし、2017年11月10日(金)に発売する。

新しいスーパーカブ、東京モーターショーで見た人も多いだろう。

言わずと知れたホンダの世界的ロングセラーモデルだ。


・2段キャタライザー式エキゾーストマフラーの採用などにより、平成28年排出ガス規制に対応
新しいスーパーカブは、厳しい環境基準に適合するため、触媒を2段にしたマフラーを採用したようだ。
触媒は希少金属が使われ高価なので、スーパーカブのように台数が出る車種だから可能な装備だろう。

・丸形のヘッドライトには省エネルギーで長寿命なLEDを採用。
ヘッドライトやインジケーターにLEDを採用している。
省電力のLEDを採用することでエンジンの負担を減らし、環境性能に貢献しているのだろう。

排気量50ccの原付一種では、厳しい環境基準に適応できないとされていて、原付一種の生産終了が相次いでいる。
新しいスーパーカブは、このような涙ぐましい努力によって厳しい環境基準をクリアしている。
実にエンジン部品の半分を刷新したそうだ。


また、本車種から生産を中国から日本に戻すことも発表されている。
スーパーカブは2012年に中国での生産に切り替わった。
ホンダは実用車を需要国で現地生産する方針を取っているので、日本向け車種を海外で作るというのは、実はホンダの方針から外れた行為だったのだ。
海外生産するのはコスト削減の為だったのだろうが、その分、品質の低下は避けられず、諸刃の剣だったのだろう。
品質コストや輸送費を考えると、実際のところ中国生産はあまりメリットが無かったのかも知れない。


新しいスーパーカブはデザインもネオレトロな感じで好みだ。
カラーも5色用意されていて、どれも良い色だと思う。

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【バージンベージュ】

スーパーカブは実用車だが、旅バイクとして利用している人も結構いる。
高速道路こそ利用できないが、燃費が良く積載もしやすい。
雪道や悪路の走破性もあり、何より故障が少ない。
スーパーカブ110の燃費はWMTCモード値で67.0km。
大阪から大洗まで2千円かからずに行けてしまうことになる(何故大洗)。

モデルチェンジして環境性能も品質も向上したスーパーカブでツーリングを楽しむのは全くアリだと思う。

東京モーターサイクルショーでは新しいクロスカブ110も出展されていて、そちらも気になる存在だ。







とり天



前にも紹介したジョイフルのとり天定食。
旨くて安くて本当にお勧めです。

とり天の本場大分発祥の企業だけあって、とり天へのこだわりが感じられます。
クソ不味いはな○のとり天とは雲泥の差です(暴言)

最近は仕事が忙しく、夕食はコンビニ飯で済ますことが多かったので、実に半年ぐらいぶりにジョイフルへ行きました。

ところが…



価格改定!


税別499円だった「とり天定食」は税別559円に値上げされていました。
何ということでしょう!

しかし、それでも安いので、迷わずとり天定食を注文。



こちらが新しい「とり天定食」。


一般に、飲食店が値上げをするときは、同じ商品を値段だけ上げることはまれで、何らか構成を変えることで割高感を払拭するようにします。
果たして値上げ前と何か違いはあるのでしょうか。



【価格改定前のとり天定食】


旧価格の頃のとり天定食と見比べてみますと、付け合わせなどは変わりませんが、とり天の大きさが一回り大きくなっています。
これが個体差によるものなのか、実際に大きくなったのかの判断は付きかねます。

ボリュームは大きくなったのですが、その分、味が大味になった感じがして、とり天のサイズは以前のほうが好みでした。

企業努力の末の価格改定でしょうから一概に改悪とは言えませんが、旧価格の頃のとり天のお得感は若干薄まってしまいました。
それでも旨いけどね。
メニューの後ろのほうに載ってて目立たないのですが、多くの人に味わってほしい、出来るだけ長く続いて欲しい逸品です。


錆び取り

四国ツーリングから帰宅しましたよ、高速バスで。

ウラルは諸事情により先に帰宅したわけですが、まだ修理に出せておりません。

一刻も早く修理してほしいのですが、ディーラーによりますと、現在修理依頼のウラルが3台入庫していて修理を受け入れられないと言うのです。

うち一台はエンジンブローの重症だとか。
いやあ、上には上が居るもんですなあ(汗)

原因はどうやらインジェクションの故障で決まりのようです。
帰宅後もエンジン再始動を試みましたが、エンジンチェックランプが点きっぱなしで、まったくかかりません。

これが部品交換で直るようなものなら、部品だけ送ってもらって自分で取り換えることも考えるのですが、インジェクションの交換だと、部品を取り換えてもセッティング用のPCと専用ソフトが無いと調整も出来ません。

何にもできないのもしゃくなので、天候の回復を待って、一足早く帰宅したウラルの錆び取りをしました。

今回のツーリングでは雨中の走行もあり、側車に水が入ってしまったようです。

フロアマットをめくると、点錆びが発生していました。


車体のほうにも色々錆びている個所が見つかりました。


鉄の塊であるウラルから錆びの発生を防ぐことはできませんが、放っておくと拡がるので、こまめに対処しておきます。

よくあるのはワイヤーブラシで擦って錆びを削り落とし、再塗装することですが、塗装の弱いウラルでは、そんなことをする気が起きません。


そんなときにはこれを使います。


花咲かG!

タンクの錆び落としで有名な花咲かGのラストリムーバー
TZRもお世話になっています。

使い方は簡単。

小分けのボトルに花咲かGを取り、錆が発生している個所に筆で塗り付けます。
10分ほど放置したら拭き取ります。
これを数回繰り返して錆びを落とします。

拭き取りの際、ゴシゴシ擦ってしまうと、塗装やメッキが剥がれたりしますので、拭き取るというより吸い取るという感じで作業します。

あと、アルミや鋳物には使えませんのでご注意ください。


ウラルに使ってみたところ、こんな感じになりました。


ビフォー。

アフター。


ビフォー。


アフター。

厳密には、花咲かGは錆を落とすのではなく、赤錆びを灰色の防錆皮膜に化学変化させます。
なので、全く元通りとは行かないのですが、錆びの進行を止め、新たな錆びを発生しにくくします。


最後にユニコンカークリームを全体に塗り込んで仕上げをします。




あと、ホイールのスポークにもユニコンカークリームを筆塗りしておくと、汚れ落ちがよくなるのでお勧めです。



それにしても、早く走れるようにならないかなあ…。











ライダーズイン


この日はバイク系ポッドキャスト「楽園会」のイベントに参加するため、高知のライダーズイン奥物部に向かう予定でした。

ライダーズインとは高知県が県内各所に設置したライダー向け簡易宿泊施設です。
県内に5か所あり、安価で宿泊できることからツーリングライダーに人気が有ります。

しかし近年、バイク人口が減少したことから利用者も減り、ライダーズイン室戸は管理事業者が撤退して休業を余儀なくされました。

「楽園会」では、ライダーズインを広くライダーに知ってもらい、利用者増につなげようと、毎年ライダーズインで宿泊イベントを開催しています。


さて、ライダーズインはその名の通りライダー向けの施設ですが、利用自体はライダーでなくても出来ます。
駐車スペースの関係で自動車による利用は難しいですが、自転車や徒歩による利用なら問題なく可能です。
しかし、ライダーが利用することが前提の施設ですから、どこの施設もへんぴな場所に作られているので、バイク以外でここへ向かうのは大変です。

私も本来はバイクで訪問する予定だったのですが、不慮のトラブルのため徒歩で向かうことになりました。

何か手は無いかとネット検索してみたところ、バス路線が近くを通っていることを発見。
これ幸いとバスで向かうことにしました。

高知からJRで土佐山田まで行き、そこから路線バスで奥物部へ向かいます。

奥物部周辺は、温泉のあるべふ峡や紅葉の名所として知られる高の瀬峡などがあり、バスの利用者はいると思われますが、思っていたよりも本数が出ていたので不思議に思っていました。

土佐山田駅に着いて、停まっていたバスを見てその理由がわかりました。


バスの全面にアンパンマンの装飾が。
この路線は美良布にあるアンパンマンミュージアムを通る路線だったのです。
なるほど納得、どうりで本数が出ているわけです。


シートや内装もアンパンマンです。


ちなみに高知駅はこんな感じ。
今や高知を代表するキャラクターは坂本龍馬ではなくアンパンマンなのです。
おかげで山奥にまで路線バスが走るわけですから、アンパンマン様様です。


約40分ほど走り、大比バス停で下車。
料金は970円、安い。


200メートルほど歩いて、ライダーズイン奥物部に到着。


バイクのイベントにバスでやって来るというエキセントリック。
こんな私を主催者参加者の皆さんは爆笑の元、温かく迎えてくださいました。

部屋に荷物を降ろしたら、夕方からの宴会に備えて準備しました。
本当は食材の買い出しにウラルを出す予定だったんですけどね。


宴会では参加者で持ち寄った各地の食べ物や酒を堪能しました。
すみません、何も持って行けなくて。

参加者は皆バイク乗りなので話題は尽きず、深夜まで楽しく過ごしました。
また来年もここでお会いしましょう。
今度はバイクで来ます、壊れなければ。



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