ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2017年09月

バイクの
ふるさと
浜松


浜松市総業産業展示館でおこなわれたイベント「バイクのふるさと浜松2017」に行って来ました。

公式サイトによると、
浜松市は、ホンダ・スズキ・ヤマハのバイクメーカー3社創業の地であり、また、ホンダの創業者・本田宗一郎氏の生誕地でもあります。
バイク産業の歴史ある街として、また、バイク文化の発信地として、浜松市内外のバイク産業・文化を盛り上げ伝承していくため、毎年「バイクの日」である8月19日の直近の週末に「バイクのふるさと浜松」と題してバイクイベントを開催しています。
とのこと。

今年は8月26日(土)、27日(日)の二日間でおこなわれたのですが、私は休みの取れた日曜日に行って来ました。

10時の開場に合わせて会場に向かったのですが、既にたくさんの人が開場を待っていました。


開場と共に、各社物販ブースに人だかりが。
かなりの安値で販売された模様。


販売店各社は展示車両を用意。
実際に跨ってみることが出来ます。


浜松のメーカーではないカワサキやトライアンフも、浜松の販売店が出展していました。


バイク繋がり?
仮面ライダーエグゼイドショー。
折しもこの日は最終回の放送日。


ショーを終えてお帰りになる仮面ライダーエグゼイド御一行様。
何ともシュールな光景。


静岡県警察はスズキの白バイを展示。
跨って記念撮影できます。



バイク模型を展示するコーナー。
「ばくおん!!」のおりもとみまな先生の色紙。


オーナー自慢の名車コーナー。


ローラースルーゴーゴー。
これは元々ホンダが開発したものだそう。


3型カタナ。
何と国内登録1号車だそうです。


浜名湖自動車学校所有のRC213V-S。
MotoGPマシンRC213Vをほぼそのまま公道仕様にしたモデルで、価格は2190万円。
ミラー1個20万円だそうです(汗)


オートバイのデザインを検討するためのデザイン画を展示するコーナー。



名ライダーが実際に着用したレーシングスーツを紹介するクシタニの展示。
阿部典史(ノリック)選手のツナギ。


日本郵便は郵便配達バイク=機動車を展示。
この展示はなかなか無いので新鮮。

2008年までは三社のバイクを使っていたが、現在はホンダ製のみとのこと。



屋外では小川友幸選手、黒山健一選手によるトライアル競技のデモンストレーションがおこなわれていました。 
黒山選手による華麗な空中ターン。
MCトークも面白く、さすが一流選手たち。




バイクイベントは展示だけでなく、来場者も自慢のバイクでやってきます。
それらを見るのも面白い。




昼が近づくにつれ、開場は歩くのもままならないほどの人混みとなりました。
さすがバイクの町のイベントだけあって、とても楽しめるイベントでした。

必需




BMWグループは2017年9月1日以降出荷分の二輪車全モデルにETC車載器を標準装備に。これは二輪車メーカーとしては日本初の試みに。

BMWの画期的な決断。

ETC車載器は、もはやツーリングライダーにとっては必需品だ。

高速道路はもとより、橋やトンネルなどの有料道路でもETCに対応しているところはたくさんある。
あまり高速道路を使用しないからと言って車載器を搭載しないのは、あまりにもったいない。
一度ETCの便利さを知ってしまうと、今更料金所で小銭を出すのにグローブを外してウエストバッグの中をごそごそやる気にはなれない。

二輪車用車載器の価格が高いといってもせいぜい数万円、キャンペーン時には1万円程度で買える。
料金所での手間を考えると安いものだと思う。

これを何故国内メーカーが率先して標準装備しなかったのか疑問だ。
設計段階でETC搭載を前提にしていれば、車載器の車両への搭載に頭を悩ませることが無くなる。
しかも標準装備となれば車載器の価格も低下し、ますますETCを導入しやすくなる。
料金所での手間は二輪車のデメリットのひとつなだけに、これが解消されるということは、それだけで二輪車ユーザーの増加に貢献するかもしれない。

BMWに後れを取ったが、今後国内メーカーも、この流れに追従してくれることを強く期待する。
最悪、車載器はオプションで良いから搭載場所だけでも確保してほしいんだけど。


やりすぎ



ヤマハ発動機はロングセラーモデル「SR400」や「セロー250」などの生産終了を発表した。
今後は販売店在庫のみとなる。

販売終了がアナウンスされたのは、SR400、ドラッグスターDS400/DSC400、トリッカー、セロー250、マグザム、VOXデラックス、アクシストリート、BW'Sの9車種。

これらはWR250Rの生産終了が発表されたときに、近日終了として情報が流れていた。
ついにその日が来たということだ。

このうちSR400とセロー250については、モデルチェンジしての再発売が噂されている。
SR400の終了は排ガス規制への対応と将来のABS義務化に備えたものとみられている。
セロー250の終了は、各社が注力している250アドベンチャーモデルへの対応の為との見方がある。

セロー250の終了により、エンジンとフレーム構造を共用しているトリッカーも終了することになった。
元トリッカー乗りの私としては非常に残念だ。





セロー250とトリッカーの終了でヤマハのオフ車ラインナップはゼロになった。
また、DS/DSCの終了で、クルーザーモデルはBOLTのみとなった。

もちろん、このままで終わるはずが無いので、今度は大量の新型車投入があると思われる。
いずれも長く愛された名車なだけに、後継車種も相応しいものが出ることを期待している。










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日本自動車工業会は8月31日、7月のニ輪車国内生産台数を発表した。


車種別では、小型二輪車(251cc~)が前年同月比25.8%増の2万4297台で6か月連続のプラス、軽二輪車(126~250cc)は同2.6%減の6853台で5か月ぶりのマイナス。

新型車ラッシュで好調だった軽二輪車がちょっと息継ぎ。
需要が一巡した感じだろうか。
小型二輪車は相変わらず好調のようだ。

原付一種(50cc)は同152.1%増の1万3431台で11か月連続のプラス、原付二種(51~125cc)も同23.1%減の2686台で2か月ぶりのマイナスとなった。

原付一種の伸びは、排ガス規制などで多くの車種が生産終了をアナウンスされたことから、駆け込み需要が有ったのだろうかと思ったが、11カ月連続のプラスということなので違うようだ。
よく言われる原付離れは、それほどではなく、まだまだ着実な需要がある気がする。
原付二種は前年同月比では減少したものの、着実に売れている。


月間の販売台数ということで一喜一憂すべきものではないが、売れているということはバイク趣味を持つものとしては素直にうれしい。



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