ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2017年08月

やったー!







ブルボンは、地域限定で販売している「ルマンドアイス」の販売区域を拡大し、9月11日から愛知県、岐阜県、三重県、静岡県で販売を開始します。

以前に紹介したルマンドアイス。

2016年8月8日に新潟県および北陸3県(富山県、石川県、福井県)で販売を開始して以来、北陸地域でしか購入できないという限定性が話題を呼んでいました。また、2017年8月現在は、先述の4県に加え、長野県、山梨県と九州全域(福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)で発売中。

私も富士山へ行ったときに、この為にわざわざ山梨側のコンビニまで買いに行ったのだが、ついに東海4県での販売が開始される。


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価格が243円と強気設定だったり、限定発売の割にはコンビニに大量在庫していて売れている気配が無いとか、よくわからない商品ではあるが、身近で買えるようになるなら楽しみだ。



そうなの??




50cc原付バイクの不振は電動アシスト自転車の登場によるものという定説を、全国オートバイ協同組合連合会の大村直幸会長は真向から否定する。

「アシスト自転車の購買層の追跡調査によると、3割は通常の自転車から乗り換える高齢者、3割は交通機関が偏在する地域の高校生で、残りがまったく新しくアシスト自転車を買う層。原付バイクからの乗換は、ほとんどいない。アシスト自転車が登場したから、原付バイクに乗らなくなったというのは、まったく見当違いなんですよ」

いやいや、そこは3割の高校生が本来買うはずだった原付バイクが電動アシスト自転車に取って代わられたと見るべきではないの?
新規購入者だって、時代が時代なら原付を買っていたかもしれないし。

実は電動アシスト自転車が登場する以前、1982年をピークに原付バイクの需要は下がり続けていて、「電動アシスト自転車の登場」が不振の原因というわけではないので、大村会長の言うことは、あながち間違ってない。

「これ以前に原付の出荷台数は50万台前後あった。これが急激に下がった原因は、原付自転車を乗用車扱いして、バイク駐車を取り締まった警察が作った官製不況ですよ」

06年6月に放置違反金制度を盛り込んだ道路交通法が施行され、当時は駐輪場も満足にない中での施行だったこともあり、バイクユーザーからかなり批判された。

「警察は原付は自転車(=原動機付自転車)だから、制限速度は30km/h、二段階右折じゃないといけないという。だったら、最初から、駐車方法だって自転車と同じように、マナーを守って歩道に止めさせるようにすればいい。なぜ乗用車と同じように放置駐車違反に問われなければならないのでしょうか。この使い勝手の違いが、原付バイクとアシスト自転車の出荷台数の差に現れている」

しかし、これも元はと言えばバイクの駐輪マナーの悪さが社会問題化した結果であって、現在、自転車も同じようにマナーのひどさが社会問題化している。
「自転車と同じように」という前に自転車のほうが規制がかかりそうな勢いだ。

30km/h制限、二段階右折については、原付の範囲を125ccまで拡大しようという動きがあり、これが実現されれば撤廃される可能性が高い。
個人的には高性能な125ccバイクを簡素な講習のみで運転させるのは反対だけど。

いずれにせよ、原付不振は様々な要因が絡み合った結果なので、何かひとつを対策すれば劇的に改善するというようなものではないだろう。


悲しい






何とも痛ましい事故が起こった。

23日午後2時ごろ、札幌市南区定山渓の道道で、小樽方面から定山渓に向かって走っていた家族3人が乗ったサイドカー付きのオートバイが道路を飛び出し、およそ2メートル下の林の中に突っ込みました。

ニュース映像によると、車種はウラル・ギアアップで、フロントブレーキがドラムなので2008年以前の年式のものと思われる。

現場は片側1車線の右カーブで、警察は、オートバイがカーブを曲がりきれずに道路の外に飛び出したと見て詳しい状況を調べています。

よくある速度超過による路外逸脱のようだが、サイドカーの場合、二輪車や四輪車のそれとはニュアンスが異なる。


緩やかな下りの右カーブを曲がり切れず路外逸脱と聞いて、多くのサイドカー乗りは自分の経験を思い出したはずだ。

一般に、サイドカーは転倒しないと思われているが、それは立ち転けレベルの話であって、走行中に転覆する可能性は二輪車や四輪車の比ではない。

サイドカーは本車2輪、側車1輪の3輪で、エンジンのある本車側がどうしても重くなり、四輪車よりもホイールベースが短くて重心が高い。

以上から、ちょっとしたカーブですぐに側車が浮いてしまう。
それは二輪車や四輪車が難なく通過できるような低速でも起こる。

さらに、サイドカーはカーブを曲がるときハンドルを操作して曲がるので、ハンドル操作で側車が浮くと、反射的にハンドルを戻してしまう。

その結果、カーブで車両が外側に振られ、ガードレールに擦ったり、最悪路外へ逸脱してしまう。


今回の事故も、無謀な速度超過ではなく、こうしたサイドカーの特性が原因となって引き起こされたのではないかと考えている。

事故を起こした運転者の技量や経験はわからないが、サイドカーの特性に起因するものなので、誰にでも起こりえる事故なのだと肝に銘じておきたい。

同じサイドカー乗りとして、事故に遭われた方の一刻も早い回復をお祈りする。






旅館





観光庁がまとめた宿泊旅行統計調査によると、2016年におけるシティホテルやビジネスホテルの稼働率が70%台後半だったのに対して、旅館は37.1%とかなり低迷しています。

訪日外国人の増加で、出張先のホテルが取れなくて困ることが多々あったが、それはビジネスホテルの話で、旅館は低迷しているという。

日本の旅館は「1泊2食付き」が基準となっていることが多く、食事と宿泊が分離されていません。これは短期の宿泊が中心となっている日本人旅行者を想定したパッケージです。しかし訪日外国人の中には長期滞在をする人も多く、同じような食事が続く日本の旅館は敬遠されがちといわれます。

それもあるけど、旅館の多くが「おひとり様」を敬遠しているのも一因ではないか。
ツーリングなどで、目的地近くの宿を取ろうとしたとき、たまには旅館にでも、と思っても、予約は2名以上から、となっているところが多い。
部屋の大きさや料理などが2名以上を想定しているのだろうが、この融通の利かなさは外国人にとっても使いにくいのではないか。

古い寺社の修復などを手がける企業を経営し、観光立国に関する書籍も執筆しているデービッド・アトキンソン氏は、多くの人が伝統的な日本文化だと信じている「旅館」のスタイルについて、「戦後、国内で増加した『団体旅行』をさばくために発展したものにすぎない」と鋭い指摘をしています。

確かに旅館はパック旅行に特化していると言える。
多くの旅館のスタイルが、バスを仕立てた団体客を受け入れるのに都合の良い形態なのは間違いない。
最近はパック旅行も流行らないし、稼働率37.1%が団体客の減少によるものだとしたら、今後回復の見込みは無い。

少人数客への対応が急がれるのではないか。
できればソロツーリングで利用できるプランを用意してほしい(結論)


デマです




この記事で取り上げられているデマツイートは私のところにも流れてきたけど、一目でデマだとわかったのでリツイートはしなかった。

この日は仕事だったけど、確かに天候が不安定で、一時間もしないうちに道が川のようになったり、雷が落ちたりした。
しかし、この写真はないだろう。

これが実際にデマツイートに利用された写真だ。
高層ビルが立ち並ぶ巨大な街に無数の雷が落ちている。


待てはやまるな

待て待て、浜松には駅前のアクトシティぐらいしか高層ビルは無いぞ(笑)


この写真は、アメリカ在住の起業家 Jan Wellmann さんが2017年4月5日、インド・ニューデリーで撮影したものだ。自身のInstagramなど複数のアカウントに同じ写真を投稿している。



街並みをよく見れば、明らかに日本の風景ではない。
キャプションには「12階の寝室から見えたニューデリーの雷。約1時間、40秒ごとのインターバル撮影を81回行い、それを合成した」とある。

まあ、そうだろうな。
実際、この時のリプライには画像が浜松ではないことを指摘するものや、元ネタを引用してデマであることを指摘するものもあった。

しかし、リツイートする側は、あまり深く考えずにしているようで、デマを拡散させるのに一役買ってしまったというわけだ。

落雷程度のデマなら、さほど実害も無いのかも知れないが、これがテロだったり、病気の感染といった命や財産にかかわるものだったら、こんな騒ぎでは済まなかっただろう。

もちろんデマを流すほうが悪いに決まってるが、我々もうかつにデマをリツイートしないように気を付けたい。
騙されてリツイートしてしまったときは直ちに取り消すことだ。





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