ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2017年05月

美濃田の淵 

吉野川ハイウェイオアシスに隣接したキャンプ場があると聞いて、立ち寄った際に覗いてみました。



隣接と言っても、オアシスの駐車場からキャンプ場まで歩くと5分以上かかります。
この距離を道具を抱えて歩くのはきついので、車なら吉野川スマートICを降りてキャンプ場に乗り付けるほうが良いかも。



キャンプ場は天然記念物の景勝地「美濃田の淵」に隣接しています。
無料のテントサイトと有料のバンガローに分かれています。



景勝地だけあって、ロケーションは抜群。



区画のようなものはなく、空いているところに各々設営しているようです。
オートサイトもそんな感じで、空き地に適当に停めてるようです。

風呂はオアシスの「美濃田の湯」が利用できます。
食材もオアシス内に売店やコンビニがあり、ある程度は手に入ります。


無料と聞いていたので、それなりのものかと思っていたけど、意外に充実していました。
乗り入れ可能なオートサイトが無料なんて信じられません。
ぜひ利用してみたいキャンプ場でした。

美濃田の淵キャンプ村

後方排気




普通二輪免許で乗れるBMW G310Rの日本での発売が決定した。
車両価格は何と税込み58万円。

これは凄いぞ。

「微妙な排気量がー」

とか、

「インド生産がー」

とか、

「同価格帯のKTMがー」

とか言っている場合ではない。
この値段でBMWの車両が手に入るのだ。

BMWバッジの訴求力を馬鹿にしてはいけない。
私が以前、ドゥカティからBMWに乗り換えて、初めて通勤に乗っていったとき、普段バイクには目もくれない女子社員たちが一斉に食いついた。
一般人にはそのぐらい多大な影響力を持っている。
ブランドイメージではKTMなど比ではないのだ。

問題はG310RでBMWオーナーになった人たちが、BMWディーラーのお布施商法にどれだけ付いて来られるかだ。
ディーラーではG310を足掛かりに、上位モデルへの乗り換え需要を見込んでいるみたいだけど、今までとは違う客層なので、そう上手く行くか疑問だ。
R1200GSとかK1600GTとかのオーナーのように湯水のごとくカネを落としてくれるわけではない。
下手をするとアホみたいにかかる維持費にうんざりして二度とBMWに乗ってもらえなくなるかも知れない。

また、G310シリーズはGSモデルも用意されるらしいから、今後の展開によっては、逆に上位モデルからG310にシフトしてくるオーナーも出てくるだろう。
そのぐらい、BMWの維持費は馬鹿にならないのだ(特にタイヤ)。




そして、3MA乗りである私の最も注目している点は、このバイクのエンジンが後方排気レイアウトだと言うことだ。
4ストロークエンジンであることと、インジェクションになったことで、TZRの時に問題になった、気温によるエンジン特性の変化や排気管長の短さによるトルク不足といった後方排気の欠点を補えるようになった。
と言うか、今更後方排気レイアウトを採用するメリットがわからないんだけど。
まあ、どうせなら後方排気レイアウトのアピールでセンターアップマフラーにして欲しかったなあ。
(アフターパーツで出るかも)


とにかく、このG310シリーズがBMWの野心作であることには間違いない。

朝から鰹


高知の旅館に泊まると、朝から鰹のタタキが出て来てうんざりする、とは旅行者の間でよく聞かれる笑い話のひとつ。

私は高知の鰹が大好きなので朝から鰹のタタキでも全然オッケー!
てか、昨日食べた鰹のタタキだけでは全く物足りません。

なので、朝から鰹のタタキが食べられる道の駅「かわうその里すさき」へ向かいました。



こちらの多田水産さんでは、その場で藁焼きした鰹のタタキがいただけます。
2階のレストランでは無いので注意。



鰹のタタキ500円。
前に食べた時はタレたたきだったと思ったのですが、近年の塩たたき人気を反映してか、塩たたきになっていました。
タレはお好みで掛けます。
相変わらず旨い。

ご飯がめっちゃ欲しくなるのですが、こちらは基本魚屋さんで、料理は試食的な位置づけなので、鰹以外の料理はありません。
しっかり食事したい時は、2階にレストランが有ります。



食後のデザートは高知名物?アイスクリン。
サッパリして口直しに最適です。

須崎にはご当地グルメの須崎鍋焼きラーメンがあるのですが、朝からラーメンを食べる気にならず見送りました。
でも、今から思えば鍋焼きラーメンも食べてみたかったなと思います。
まあ、次回訪問の楽しみに取っておきます。

ライダーズクーラーバッグ



みんな大好きドッペルギャンガーが、またライダー向け新商品を発売しましたよ。

最近のドッペルはライダーズシリーズと銘打ってオートバイツーリング用商品を展開しています。
元々低価格の商品が多かったので、ドッペルのアウトドア用品をキャンプツーリングに転用するライダーが多かったのですが、メーカーも需要が見込めると考えたのでしょうね。

さて、今回の新商品はクーラーバッグです。

ツーリングのキャンプ地で冷えたビールを飲みたい、痛みやすい食材を保冷して運びたい、そんな時に便利なクーラーバッグです。キャンプツーリングでも積載しやすい平らな形状。ショルダーバッグにもなるので背負って食材を運搬することも可能です。

クーラーバッグはサーモスのものを使っていて、嵩張るものの、その圧倒的な保冷能力で大変重宝しているのですが、ドッペルのクーラーバッグはどうなんだろう。

クーラーバッグは保冷力が生命線なので、ここが弱いと、他がいくら良くても失敗してしまう。
商品画像を見ると、色は黒で熱を吸収しやすそうだし、構造上、シートバッグの上に取り付けるようなので、夏の日光をもろに浴びてしまう。
このあたりの使い勝手は実際に使ってみないとわからないだろう。
レビュー待ちかなあ。

ポケットも多く、食材運搬用としては便利そうなので、バッグとして使うのもアリかも知れない。






ライダーズイン中土佐


黒潮一番館を出発する頃になっても天候は一向に回復しないため、ちょっと早いですが今日の宿泊地に移動することにしました。


今日の宿泊地はライダーズイン中土佐。
ライダーズインは高知県の市町村が設立したライダー向け簡易宿泊所。

前日は梼原の「ライダーズイン雲の上」を利用しようとしたところ、まさかの休館という事態に。

黒潮町を出発する前に、電話を入れました。
すると、部屋は満室だがキャンプ場利用は可能、とのことで、一晩お世話になることにしました。



細い山道を抜けて海沿いまで降りたところに、ライダーズイン中土佐はあります。
入り口までの道のりが非常にわかりにくく、注意が必要です。
初見さんはナビの利用が賢明かと。



管理棟で受付をします。
キャンプ利用は540円。

以前来た時とは、管理人さんが替わっていました。



管理棟の中には何台かバイクが。
管理人さんの所有で、中にはこんなピカピカのZ1も。

今の管理人さんはライダーズインの管理人をするために大阪から高知へ移住してきたそうです。
すげえ。



キャンプ場は宿泊棟の裏手の海沿いにあります。
雨でぬれたウェアなどは管理棟の乾燥室を使わせもらいました。



前日のキャンプで、ひどい雨漏りだったドッペルのテントは、とりあえずタープを重ねて張ることで対処しました。



海のそばなので波の音がよく聞こえます。


近年のバイク人気低迷の影響からか、ライダーズインの利用者も減少し、中には閉鎖の危機に陥っている施設もあるとのこと。

安くて快適な良い施設なので何とか存続に力添えしたいものです。


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