周遊パス
国土交通省高速道路課が、高速道路の二輪車用周遊パスの検討を始めている。早ければ5月30日の自民党政務調査会二輪車問題対策プロジェクトチーム(PT)の会合で具体案が示される予定だ。https://t.co/Qf7fV5dvhe
— レスポンス (@responsejp) 2017年5月29日
高速道路の周遊パスとは、地域を限定して利用日を定め、期間内に利用した高速道路の料金を乗り放題の定額とする割引商品だ。「ドラ割」(東日本)、「速旅」(中日本)、「みち旅」(西日本)という名称で、各高速道路会社が多くの地域別周遊ドライブパスを発売しているが、二輪車の利用者に特化したプランはなかった。
車用の周遊パスも条件を満たせば二輪車でも利用できるものがあり、私もツーリングで使用したことがある。
今回は、その二輪車専用商品を作ろうと検討を始めたらしい。
ETC搭載車を対象に、インターネット事前予約によるツーリングプランで、定額乗り放題でエリアを100km~200km、1日~2日の期間を仮定した。
高速道路を利用したツーリングで1日100kmの想定は甘い。
以前、琵琶湖周辺の高速道路が乗り放題になる「みち旅」のプランをツーリングで利用したが、この時の走行距離は2日で700kmぐらいだった。
ベテランライダーでは1日500km以上走るツワモノも少なくない。
一体どんなユーザーを対象にしているのだろうか。
早ければ5月30日の自民党政務調査会二輪車問題対策プロジェクトチーム(PT)の会合で具体案が示される予定だ。
との事だったが、実際に下記のプランが提示された。
初めての二輪車専用周遊パス、料金は1泊2日で2500円 国交省https://t.co/h35wYKsimn#自民党政務調査会二輪車問題対策 #国土交通省高速道路課
— レスポンス (@responsejp) 2017年5月30日
初の二輪車周遊パスは1泊2日で2500円。期間中であれば、周遊エリア内の区間は乗り放題だ。周遊エリアを単純に往復すると4000円~5000円になるプランが想定され、その半額程度という料金設定になった。
先述の琵琶湖一周パスの値段は2日で3800円だったので、かなり安い設定ではないだろうか。
あとは目的に合ったプランが用意されるかが鍵になる。
発売は7月とのことなので非常に楽しみだ。