アップデート
 



ウラル・ジャパンは10月28日に更新したニュースレターで、2020年モデルでのアップデート内容を公表した。

変更点は次の通り。

リアブレーキセンサーの変更

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リアブレーキセンサーが変更され、性能が向上したという。

ウラルのリアブレーキスイッチはブレーキの油圧を検知して作動するもので、ブレーキホースと共締めされる。
しかし、HBのブレーキキャリパーは形状が複雑でエア抜きが難しく、エアーが噛んだ場合リアブレーキランプが作動しなくなることが度々あった。
今回の変更により、この現象が少しでも改善されていれば良いのだが。

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形状は従来のものと変化が無いようなので、耐久性が向上したのかも知れない。
新しいリアブレーキセンサーは2016年モデル以降のモデルにも使用可能とのこと。

フロントフォークの変更

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フロントフォークのベアリングにシーリングが追加され、ベアリングの耐久性が向上したらしい。

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従来モデルの構成と比較してみると、シーリングの部品が増えていることが分かる。
このフォークもレトロ以外の2014年モデル以降のウラルに使用可能とのこと。

リアスイングアームの変更

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同じくリアスイングアームもシーリング部品が追加されている。

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従来モデルから部品点数が増えていることが分かる。
こちらもレトロ以外の2014年モデル以降のウラルに使用可能とのこと。

サイドカーダンパーの変更

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ダンパーの中にスプリングが内蔵され衝撃吸収性能が向上したという。
てか、従来モデルはただのゴムの塊だったのか。
知らなかった(笑)

大幅な変更となった2019年モデルに対して、2020年モデルではわずかな変更に抑えられているが、それだけ品質が向上して改良箇所が少なくなったとも言える。
従来モデルとの互換を残しているのもユーザーとしてはありがたい。