帰還
 
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不調になり、修理に出していたTZRが戻ってきました。

症状は、アイドリングはするものの、走り出すと止まってしまうと言うものでした。
原因はやはりキャブレターの詰まりで、分解洗浄することで直ったそうです。

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劣化したエアフィルターの破片を吸い込んだ可能性があるとの事でした。

そして、その調査の過程で、さらに問題が見つかりました。

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エンジン回転数に合わせて空気流入量を切り換えるコンペンセータは、高回転側が完全に詰まっており、高回転でのパワーが落ちてしまっていました。
9千回転で頭打ちになるのは以前から気が付いていましたが、てっきり出力特性だと思って気にしていませんでした(汗)
ここのトラブルは3MAでは多いらしいので、もっと気にしておくべきでした。

ガソリンタンクは、内部の錆がかなり進行しているそうです。
薬品による錆除去はタンクに穴を開ける可能性があるため出来なかったとの事でした。

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スロットルワイヤーは戻り側にわずかな抵抗があり、内部でささくれている可能性があるとの事でした。

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交換しようにも戻り側のスロットルワイヤーは販売終了となっており、純正部品は出ません。
スロットルワイヤーの異変については全く気付いておらず、己の不明を恥じるばかりです。

まさに満身創痍。
よく今まで無事に動いていたなと思います(無事じゃ無いけど)。
戻り側スロットルワイヤーについては早急に何とかしないといけません。
上手く流用できるものが有れば良いのですが…。