ブレーキフルード
交換
 
前回交換からそろそろ一年になるのと、5月、6月はウラルの出番が多そうなので、ブレーキフルードを交換しておくことにしました。

交換手順はあらかた前回同様なのですが、今回はキャリパー側からシリンジで吸い出す方法を試してみました。



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古いブレーキフルードをリザーバータンクから抜き取ります。
新しいブレーキフルードを満たしたら準備完了。

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キャリパー側にシリンジをシリコンホースで繋いでニップルを緩め、シリンジを引いてフルードを吸い出します。
リザーバータンクの残量に注意しつつ、半分ぐらいまで減ったら新しいフルードを継ぎ足します。

これを繰り返して、吸い出されるフルードの色が新しい色に変わったら作業完了。


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同じくリア。
フルードの色が信じられないぐらい変色しています。

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別のシリンジでリアのリザーバータンクからフルードを抜き取りました。
同じく新しいフルードでリザーバータンクを満たします。

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リアのキャリパー側からぶっこ抜き開始。
こちらも吸い出されるフルードの色が新しくなったら完了です。

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そして側車。

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こちらもリアほどでは有りませんが変色しています。

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こちらも同様にキャリパー側からぶっこ抜き。

側車はリザーバーからピストンまでの距離が長いので、シリンジによるぶっこ抜きは作業時間の短縮に繋がりました。
何よりペダルを何度も蹴っ飛ばさなくて良いので体力的に楽です。
欠点としては普通に交換するより新しいブレーキフルードが多めに必要です。
注意点としては、うっかりリザーバータンクを空にしてしまうと、ホースにエアーを噛んでしまうので、作業がイチからやり直しになります。
リザーバータンクの残量には常に注意が必要です。