イメチェン
 

話はかなり前まで遡ります。

FullSizeRender
ウラルの前輪ホイール割れの保証対応をして貰ったとき、ウインドシールドの固定ブラケットが脱落していることに気付きました。
この時はディーラーで応急修理をしてもらい、無事帰宅することが出来ました。

このシールドはGIVIの汎用なので、固定ブラケットも保守パーツとして販売されています。
しかし、ここで私の悪いクセが出てしまいました。
せっかくなら、別のものに取り替えよう。

当初はロケットカウルを付けたくて色々探してみたのですが、ウラルに取り付けようとすると、車体側もかなりの加工をしなければならず、簡単には手が出せません。

さらに探してみると、ロケットカウル風の汎用ビキニカウルを発見。


これならウラルにも小加工で付けられるはず。
早速調達したのですが、これが大きな誤りでした(汗)

届いたカウルはマットブラックに塗装されていました。
これをサハラカラーに塗り替えます。

FullSizeRender
先ず全体を600番のサンドペーパーで撫でて、塗装のアシ付けをします。

次に下地を塗装します。
使用したのはサハラカラーに最も近いと言われているタミヤカラーのライトサンド(TS-46)。

タミヤ スプレー No.46 TS-46 ライトサンド 85046
タミヤ(TAMIYA) (1992-09-29)
売り上げランキング: 8,913

FullSizeRender
これを全体に塗装します。
粒子が細かくてムラ無く塗れるし、乾燥が早くて液だれもしません。
タミヤカラーの缶スプレーなんて20年ぶりぐらいに使いましたが、当時とは比べものにならないぐらい進化していました。

FullSizeRender
作業中に埃が付いてしまったところは、乾燥してから1000番のサンドペーパーで慎重に均します。

FullSizeRender
表面は3回塗り、裏面は1回塗りとしました。

最初は単色にしようと思っていたのですが、仮装着してみると、のっぺりした印象があったため、ラインを入れることにしました。

FullSizeRender
マスキングテープでラインのマスキングをします。
広い部分は古新聞でマスキングしたのですが、これが大失敗。
新聞のインクが塗面に付いてしまい、落とすのに非常に苦労しました。
しょうも無いところでケチらずマスキングシートを使えば良かった。

ラインはやはりタミヤカラーのマットホワイト(TS-27)を使いました。

タミヤ スプレー No.27 TS-27 マットホワイト 85027
タミヤ(TAMIYA) (1983-11-10)
売り上げランキング: 2,939

これも下地の時と同じで、1000番のサンドペーパーで修正しながら3回塗りしました。

マスキングを外した後、タミヤカラーのフラットクリアー(TS-80)を全体に吹いて塗装を押さえています。

タミヤ スプレー No.80 TS-80 フラットクリヤー 85080
タミヤ(TAMIYA) (2004-10-24)
売り上げランキング: 4,126


さて、塗装が乾いて、いざ取り付けようとしたときに大きな問題が発生しました。

ウラルのヘッドライト径は実測で178mm、カウルは180mmまで対応と謳われていたので信用していましたが、実測すると178mmしかありませんでした。

FullSizeRender
仕方が無いので電動リューターに切断砥石を付けて、ライト部分を切り落として広げました。
この他、フロントフォークに干渉する部分と、ライトステーに干渉する部分を同様に切り落としました。

FullSizeRender
さらに、当初用意していたカウルステーが使用できないことが判明し、ホームセンターで鉄のステーを買ってきて加工して取り付けました。
さらには取付ボルトの長さが足らなかったり、カラーが必要になったりと、ホームセンターを何往復もする羽目になりました。

FullSizeRender
予想外の苦難の末、ようやく取り付けることができました。
やっぱりこう言うのは入念な計画を立てておこなわないと上手く行かないと再認識しました。
色々気に入らないところはありますが、その辺りは気が向いたら追々修正していこうかと思います。