近代化

大げさなタイトルですが、ウラルの電装で気になっていた部分を、ちょっと手直ししてみようかなと。

今回改修するのは次の2点。

  1. HELLAソケットのキー連動化。
  2. スポットライトのキー連動化と手元リモコン化。

先ずはHELLAソケット。
側車にHELLAソケットが付いているんですが、これがいわゆるバッ直というヤツでして、ヒューズは介しているもののキーの状態に関係なく常時通電される仕様です。
これですとうっかりアクセサリーを切り忘れるとバッテリーが上がってしまう恐れがあります。
そこでソケットへの通電を、キースイッチに連動するリレーを介しておこなうように変更し、キーOFFの時は通電しないようにします。

もうひとつはスポットライト。
側車のスポットライトもキーの状態に関係なく、側車のスイッチでON/OFFさせることができます。
これはこれで便利なときもあるんですが、運転中に側車のスイッチを操作するのは難しいし、側車に荷物を積んでいると、知らないうちにスイッチが入っていたことが何度かあったので、これを何とかしたい。
2017年モデルからスポットライトのスイッチは本車ハンドルバー上に移されましたが、あのスイッチ結構デカイので、せっかくならもっと目立たないスイッチにします。
そしてソケットをキー連動にするついでにスポットライトもキー連動にします。
これなら万一切り忘れてもメインキーOFFでスポットライトは消えてくれます。

と言うわけで作業開始。
先ず改造案を検討。
配線は年式やモデルによって異なるので、メーカーが出している配線系統図と実車を調査してから作業します。

ural-wiring

手書きで見にくいですが、こちらが配線図です。
赤枠で囲われたところが今回追加する配線です。
ディーラーでETCを取り付ける際に、キー連動電源の取出しをおこなっているので、これに便乗します。
CN4の配線がそれです。



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ディーラーによる作業では、側車側のCN4ハーネスの真ん中当たりで保護チューブをカットし、二股ソケットを付けて電源を取り出しています。
加工部分は余ったETCの配線などを一緒に束ねてありますが、お世辞にも綺麗な仕舞いとは言えません。
バイク屋さんも電気配線は素人なのでやむを得ないところもありますが、せっかくばらすので仕舞いをやり直します。


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改修前のETC電源取出部分です。
ETCの電源は一旦取り外し、新たに起こすリレーから取り直します。

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スポットライト用のハンドルスイッチはデイトナのスレンダースイッチです。

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スイッチからのリード線は保護されていないので5ミリの保護チューブを被せました。

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フロントブレーキマスターシリンダーを中央寄りへ15mmほど動かして、そこにスイッチを取り付けました。

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既存の配線に沿わせて側車まで引き回します。
既存の結束バンドを切らずに、新しい結束バンドで留めていきます。
長さが足りないので途中で延長してます。

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カットした部分を15mmの保護チューブで覆い、ねじれていた取り回しを揃えました。
ETC車載器は諸事情で一時取り外しており、アンテナケーブルを仮留めしています。

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側車内部です。
配線を隠すところが無いので、10mmの保護チューブに収めています。
リレー周りはビニールテープでぐるぐる巻きです。
リレーの固定は面ファスナーを使用しています。
荷物を詰め込むことを考えると、リレーの固定位置はもっと上の方が良かったかも知れません。

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キースイッチをONにし、ハンドルのスイッチをON/OFFするとスポットライトが点灯/消灯します。
テスト走行してみましたが、やはり手元スイッチは便利でスポットライトをドライビングランプのように使うことができ
夜間の視認性も向上します。

側車のスイッチはまだ生きていて、これをOFFにするとハンドルのスイッチがONでもスポットライトは点灯しません。
配線は全てカプラーなので、万一リレーが故障しても容易に元に戻すことが出来ます。
将来的にはHELLAソケットをシガーソケットに交換することも考えています。





【今回の使用部品はこちら】

DAYTONA(デイトナ) スレンダースイッチ 【フラットシーソータイプ】 79339。
純正スイッチが大きいのでスリムなものにした。



DAYTONA(デイトナ) ハーネスチューブ ブラック φ5 96212。
ハンドル周りなど可動部へ取り回す配線の保護に使用。



エーモン リレー 4極 DC12V 20A 1245。
大抵のホームセンターに置いているので故障しても入手は容易。