連絡船うどん




乗りものニュースの記事より。

 岡山県玉野市の宇野港と香川県高松市の高松港を結ぶ宇高航路。いまは四国フェリー(高松市)が運航していますが、以前は国鉄・JRも鉄道連絡船「宇高連絡船」を直営し、宇野駅と高松駅のあいだを連絡していました。そしてこの連絡船、デッキで販売されていた讃岐うどんが、ひとつの名物となっていました。

宇高連絡船の船上で販売されていた、通称「連絡船うどん」が、現在はJR高松駅で食べられるという。
しかし、当時船上で販売されていたものとは異なるようだ。
 連絡船のデッキでは作り置きの茹で麺が使われていたのに対し、現在の「連絡船うどん」ではその場で茹でた麺が提供されており、連絡船当時と比べてコシもあり、味は一段とおいしく。また、当時は「かけうどん」「きつねうどん」「天ぷらうどん」の3種のみでしたが、いまは「肉ぶっかけ」や「肉うどん」「かきあげうどん」などもあります。
私も子供の頃、宇高連絡船でうどんを食べたことがあり、記憶では麺が伸びてしまっていて出汁もぬるく、非常に不味かった憶えがある(笑)
確か、きつねうどんだった。
しかし、現在販売されているうどんは改良されて味も良くなり、メニューも増えているそうだ。
商売としてうどんを売っている以上、改良して売り上げを向上させることは必要だし何も間違ってはいない。
しかしそれは最早、普通のうどんであって「連絡船うどん」ではない。
当時の味を知る者にとっては少し残念だ。

「名物に旨いもの無し」と言われるように、名物とはその場所で味わったと体験や、そこへ行かないと食べられない価値観に紐付くものだ。
例え不味くても船上デッキのベンチで食べたうどんは記憶として残る。
昔の駅弁に付いてきたビニールの味のするお茶だって、当時はとても飲めたものじゃ無かったが、記憶としては駅弁を構成する重要な要素だ。
(余談だけど、あの容器「ポリ茶瓶」と言って、まだ販売されているそうだ。)

高松駅の連絡船うどんは当時の船上をイメージしたテラス席も設けられ、駅の外からも利用できるそうなので、近くに寄った時には利用してみたいと思う。