結構
大ごとです



JRグループ6社や大手私鉄16社など鉄道各社局は年12月27日、2019年4月1日(月)に手回り品ルールを改正する。
東海道新幹線で発生した車内殺傷事件を受けて鉄道運輸規程が改正されるのに伴う措置。

 これまで刃物は、危険品や暖炉・コンロ、死体、不潔なものなどとともに、「他の旅客に危害を及ぼすおそれのあるもの」として持ち込めませんでしたが、今回の改正で禁止対象として明示的に定められます。ただし、他の客に危害を及ぼすおそれがないように梱包されたものは除外されます。


改正を受けて国土交通省から発表された、 「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン」(PDF) によると、まず刃物の定義は、

「刃物」とは、その用法において 人を殺傷する性能を有し、鋼又はこれと同等程度の物質的性能(硬度・曲げへの強さ)を有する 材質でできている片刃又は両刃の器物で刀剣類以外のものをいう。 

であり、例として包丁類、ナイフ類(カッターナイフを含む。) 、牛刀、山刀、くり小刀、なた、鎌、はさみ、のこぎりなどが挙げられている。

刃渡り6cmを超える刃物は、直ちに取り出して使用できないような状態にしておくこ
とが求められており、梱包方法の具体的な例として次のものを挙げている。
・刃先をさやケース(プラスチック製、革製のもの等)に収納する、又は段ボール等で刃先を覆った上で、刃物全体を新聞紙等で包装し、持ち運ぶ際に刃物が飛び出さないよう丈夫な袋や箱、カバンにしまっておく。
・小売店等において購入した際の梱包状態が保持されている。

刃渡り6cm以下の刃物については袋等に収納しておくことが求められていて、梱包方法の具体的な例として次のものを挙げている。

・カッターナイフの刃先をしまい、ペンケースの中に収納しておく。

この改正、趣旨は分かるんだけど、実は結構大ごとだ。
刃渡り6cm超の刃物については「さや」に収納するだけではダメで、包装をしなければならない。
登山やキャンプなどで目的地に向かう為、鉄道を利用する場合は注意が必要だ。
私の場合はさやに入れたナイフを他のキャンプ道具と一緒にプラスチックケースにまとめて収納していたが、この方法だと「直ちに取り出して使用できない状態」に該当しない可能性がある。
「小売店等において購入した際の梱包状態」で良いのなら、購入時の箱やブリスターケースに入れておくのも良いかも知れない。
刃渡り6cm以下の刃物については従来通りの収納で良さそうだ。

もちろん、あらぬ疑いを掛けられないよう車内で取り出したりしてはいけないが、鉄道乗務員などは、必要に応じて刃物の梱包状態等について点検をおこなう場合があるとしていて、これって登山やキャンプへ行く人の荷物を点検したら十中八九アウトなんじゃないだろうか。

よほどのことがない限り、そんな事にはならないと思うが、今後、刃物の取扱には今以上に注意する必要がありそうだ。