ロシアクオリティ!
私のサハラが入荷したとの連絡を受けて、ディーラーに見に行った時のことです。
一目見て違和感を感じました。
確かに色はサハラなのですが。
タンクエンブレムがサハラのブラックではなく、標準仕様と同じシルバーになっています。
サハラではエンデューロシートであるはずが、標準仕様のトラクターシートが付いています。
サハラから採用されたリバースペダルも付いていませんでした。
サイドカーにもSAHARAデカールは付いていませんでした。
仕様が違う!
すぐにディーラーからウラルジャパンに確認してもらったところ、驚愕の事実が判明。
どうやらロシアの工場が仕様を間違えたらしいのです。
つまり、サハラとしてではなくギアアップのカラーオーダーとして作ってしまったと。
サハラはギアアップの仕様違いなので、ウラルにオーダーすることで全く同一の仕様を製作することが可能です。
逆に言えば、この車両にサハラ用パーツを付ければサハラになるということ(笑)
早速不足しているパーツを手配してもらって、無事納車までに「サハラ」にしてもらうことができました。
ただし、リバースペダルだけは欠品のまま納車され、部品入荷の連絡があったは海外出張から帰国した後でした。
しかし、海外のオーナーの画像とかを見ていると、仕様の違う「サハラ」が結構見つかるので、気にせずに乗ってる人もいるんだろうなあ。