バイカー歓喜?





ギズモード・ジャパンの記事より。

夏の暑さが尋常ではなくなりつつある昨今、バイク乗りにとっては受難の時代と言えるかもしれません。フルフェイス被ると汗だくになるし、かといって半キャップでは安全性が下がるし、バイクのスタイルとミスマッチ。ですがFeher Helmets社が作った、世界初のエアコン内蔵ヘルメット「ACH-1」なら大丈夫!

うーん。
確かに夏は暑いんだけど、「フルフェイス被ると汗だく」と言うのはちょっと違うと思う。
最近のフルフェイスは(ジェットもだけど)ベンチレーションが良く出来ていて、走行してさえいれば汗だくという状況はあまりない。
むしろベンチレーションの無い一部のジェットヘルや半キャップのほうがよっぽど暑いと思うんだけど。
この記事書いた人、バイクに乗る人なんだろうか。



さて、肝心のエアコン付きヘルメットだが、熱電素子技術と特殊な管状布素材によって、ヘルメットの内部へ涼しい空気を循環させ、走行中に理想的な温度を保ってくれるらしい。
エアコンが付いていても内装は汚れるので定期的な洗浄が必要だが、公式サイトを見ると内装の取り外し及び交換が可能なようだ。
安全規格はDOT とECE 22.05を取得しているそうだ。

動画ではヘルメットの後頭部に内蔵させる形でエアコンユニットを搭載しているが、こんなところにユニットが付いていて、ヘルメットの重量バランスがおかしくならないのだろうか。
近年良く見かけるインナーバイザー付きヘルメットですら、前頭部を押さえられるような感覚があって違和感を感じるんだけど。

ヘルメットは各人好みが分かれるのでエアコン内蔵というだけでは訴求力に欠けると思う。
この技術を応用して、好みのヘルメットにエアコンを後付けできるようになれば需要が有るのではないだろうか。