白バイ



レスポンスの記事より。

白バイは市販車とどう違うのか。
そんな疑問をヤマハの白バイ「FJR1300AP」の開発者にインタビューしている。

バイク好きとして気になるのは、エンジンの出力特性やギヤ比などが専用となっているのかという点だ。白バイ仕様のFJRの開発責任者、嶋氏によると「違いはありません。異なるのはハンドルの高さで、ライザーを上げて30mm高くなっています」とのこと。

スリッパークラッチやトラクションコントロールも市販車と同じものが装備されており、白バイだからと言ってハイパワーにチューンされたりとかはしてないらしい。

結局は白バイの機動力は操るライダーの技量によると言うことなのだろう。
以前、某所で白バイ隊員の練習を目にしたことがあるが、かなりハードな訓練風景だった。
パイロンを置いてのスラローム練習で、転倒する車両が続出。
練習風景はジムカーナのそれに近かった。

ただし、細かいところが若干異なる。クルーズコントロールシステムの設定速度が、市販車では3速以上で約50km/hからセット可能だが、嶋氏によるとFJRでは「約15km/hから使える」という。
これはマラソンの先導やパレードでの使用を考慮しているらしい。
確かに、市販車では、こんな設定が出来ても一般道では遣い途がなさそうだ。

サイドケースもワイズギアの純正オプションと形状等は同一ながら、リッド(フタの部分)が開く角度がじつは少しだけ違う。これは様々な書類が落ちないようにするためだとか。
へえ、細かいところで色々変えているんだな。


また、白バイと言えばサイレンだが、
「規定のデシベル値があり、それ以上の音量が出るようになっています。そこはこだわったところで、しっかり音が届くようにサイレンやスピーカーを開発し、形状面などデザインと機能の両立を実現しました。企画段階から楽器部門にシミュレーションを手伝ってもらって、一緒に作りこんだ経緯があります」
サイレンやスピーカーは楽器のヤマハと共同開発したらしい。
さすがヤマハ。

ところで、なぜヤマハの白バイが選ばれているのか。警察車両の導入は入札形式でおこなわれるが、海外での実績が強みだったと思われる。
そうなの?
私の住む地域の場合、ホンダがほとんどで、たまにスズキの白バイを見かけるぐらいで、ヤマハの白バイを見た記憶が無いんだけどなあ。