どないせえちゅうねん





BikeJINの記事より。

実は東京都では、走行中に追突されるケースの7倍近い件数の事故が過去3年間に起こっている!
走行中と違って停車中は、事故が起きるということへの意識が下がっているうえに
背後からまったく不意を突かれる形の追突に、被害も甚大なのだ!
マジかよ。
警視庁提供、平成26〜28年の東京都内で発生した事故のデータによると、オートバイがからむ事故のうち、走行中に車に追突された事故は282件なのに対し、停止中に追突された事故は1918件にも上るという。

追突事故の原因を分類すると、そのトップは「前方不注意」で、2番目に多いのは「動静不注視」。いずれも簡単に言えば“前方の状況をよく見ていない”ことが原因の事故だといえる。また4番目の「操作不適」は、いわゆる“運転操作の誤り”だ。
こんなもん、どないせえちゅうねん。
記事では色んな「もらい事故」のシチュエーションが挙げられているけど、いずれもどうやったら避けられるのか思いつかないものばかりだ。

よく言われる話だが、車の運転者の視界からバイクが消えてしまうことがあるらしい。
バイクは車と違い、前方の視界を妨げない。
つまり、バイクの前の様子を車内から確認することができる。
例えばバイクが信号待ちしていて、横断歩道を歩行者が渡っているとき、バイクの後ろの車の運転者は渡っている歩行者に注意が行く。
この時、前方にいるバイクは視界に入っているにも関わらず、車の運転者の意識から消えてしまうのだ。
もし、この状態で車が動いていたら、バイクに追突することになるだろう。
このような事故を避ける方法として「路肩に寄せ気味に停止するのが良い」とか「車線の中央で停止するのが良い」とか言われるけど、どちらも根拠らしい根拠はない。

停止線で停まるときに、バックミラーで後ろの車の挙動を確認して、ヤバそうだったら逃げるぐらいしか手立てはなさそうだ。