ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

ジェリ缶

ちょっと、思うところがあって、ジェリ缶ホルダーを撤去しました。

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ウラルのジェリ缶は国連勧告に基づく「unマーク」を取得しているので日本国内でもガソリン携行缶として合法的に使用できます。

ジェリ缶はウラル購入前までは欲しかった装備だったのですが、実際乗ってみると20km/L近く出る好燃費と、セルフのガソリンスタンドがメインの利用なので、ほとんど出番がありませんでした。
使わないのに装備していても重量がかさむし、風雨でどんどん劣化していくので撤去することにしました。

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撤去した後は軽く磨いて、取付ボルトを残して穴埋めしました。
当面は必要ないのですが、もし北海道ツーリングなどをする時には必要な機会が出てくるかもしれません。

サイドカー周りがスッキリして新鮮な感じです。


4プライ


先日のリム割れ保証交換では、亀裂の入ったリムだけではなく、タイヤも含めたホイールまるごと交換になりました。

帰宅してから、新しいホイール周りを眺めていると、あることに気付きました。

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【お分かり頂けただろうか】

ウラルの仕様に詳しい方ならすぐにピンと来るでしょう。
以前に記事にしたことがあるのですが、ウラルのタイヤはサイドカーの重量を受け止めるため6プライレーティングのタイヤを採用しています。

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【古いタイヤは6プライ】


それに対して、このタイヤは一般二輪車用の4プライレーティング。
プライレーティングはロードインデックスに相当するもので、どのぐらいの荷重に耐えられるかを示しています。
ウラルユーザーの中にはリプレイスの際に入手困難な6プライのタイヤに替えて4プライのタイヤを入れる人も居ます。
実際、一人+キャンプ道具ぐらいの積載では6プライまでの耐荷重は必要ないと言う話も聞きます。
ウラルのタイヤも、そんな実情に合わせて仕様変更されたのだろうか…とディーラーに問い合わせました。

ディーラーからは次の回答を得ました。
  • ウラルの純正タイヤは6プライレーティングが正規。
  • 取り付けたタイヤはウラルジャパンから正規に供給されたもの。
  • ウラルジャパンが仕入れたタイヤの中に4プライのものが混入していたらしい。

ディーラーからはタイヤを交換したいとの申し出がありましたが、しばらくディーラーへ行く都合が付けられないのと、私の運用上では実害が無さそうなので、交換はせず4プライのまま使用することにしました。

これでタイヤの件は決着しましたが、ウラルジャパンの仕入に4プライが混入していたと言うことなので、最近ウラルジャパンから取り寄せたタイヤに交換した人は確認されたほうが良いかも知れません。



ホイール

リム割れの保証交換で前輪のみ2019年モデルになった私のウラル。

2019年モデル発表時の公式アナウンスでは「ハブがスペアも含めた全輪共通となった」とありました。
2018年までのモデルでは前輪、後輪、側車輪と全てのハブが異なっており、ホイールのローテーションはできませんでした。
スペアにはどれにでも付けられるハブが用意されていましたが、この特殊な仕様のためスペア装着時の最高速度は80km/hまでの制限がありました。
2019年モデルでの仕様変更により、通常のホイールとスペアとの差は無くなり、スペアに交換しても通常通りの運用が出来るようになりました。
また、ハブが共通なのでホイールのローテーションが出来るようになり、タイヤの寿命が延ばせるようになるのではないかと言われていました。

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しかし、今回装着された2019年モデルの前輪にはドライブシャフトとホイールを連結するための「スプライン・フランジ」と言う部品がありません。
もちろん前輪として使用するには全く困らないんですが、これではホイールのローテーションは出来そうにありません。
「ハブが全輪共通」という話はどこへ行ってしまったんでしょうか。

この件についてディーラーにもウラルジャパンにも訊いてみたんですが明確な回答が得られなかったので帰宅してから調べてみました。

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ウラルはパーツリストをウェブで公開しているので、こちらでパーツを調べてみました。
これによって、色々と興味深いことが分かってきました。

まず、各輪の部品構成の違いから。
ハブ以外の、リムやスポークなどは共通なので割愛。
また、ブレーキディスクは元々全輪違っていて、ホイール入替時に移設して使うことになっています。

2019 front wheel
まず前輪は、ハブ(IMZ-8.1040-06017-01)に、スペーサー(IMZ-8.1040-06132)、ディスタンスブッシング(IMZ-8.1040-06133)、カラー(IMZ-8.1040-06006-01)、カバー(IMZ-8.1040-06140-02)の構成。

2019 rear wheel
後輪は、ハブ(IMZ-8.1041-06017-01)と、インターメディエイトブッシング(IMZ-8.1240-07203)で構成。

2019 sidecar wheel
側車輪は、ハブ(IMZ-8.1041-06017-01)に、カバー(IMZ-8.1040-06140-02)とスペーサー(IMZ-8.1040-06143-02)の構成。

2019 spare wheel
スペアは、ハブ(IMZ-8.1041-06017-01)と、インターメディエイトブッシング(IMZ-8.1240-07203)の構成。

こうして見てみると、前輪ハブだけは他のハブと異なっています。

2019 front hub
ハブの部品構成を見てみると、ハブ本体は同一(IMZ-8.1040-06020-01)で、前輪とその他の違いはスプラインフランジ(IMZ-8.1037-07105-10)の有無であることがわかりました。

2019 rear hub
また、後輪とスペアのハブ周りの構成は全く同じなので、スペアが全輪に装着できる以上、前輪と側車輪にも後輪と同じハブ構成で使用できるはずです。
にもかかわらず、前輪、側車輪、後輪とで構成が異なっているのは見た目とコストの問題と思われます。
しょーもないところでケチってないで、全輪同じにしたほうが管理コストが減るだろうに(汗)

と言うわけで、2019年モデルの前輪はスプラインフランジ他必要部品を追加すれば全輪で使い回せるように出来るのではないかと言う結論です。

ただし、これはパーツカタログから調べた書類上の話なので、同じパーツナンバーでも途中で形状が変わることがあるウラルの部品のことですから、実際にくっ付けてみないと断言することは出来ませんね(汗)
まあ、面白そうなので機会があれば部品を取り寄せてみたいと思います。


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